広島のドラフト1位・福井優也投手(22)=早大=が1月31日、1軍キャンプ地の沖縄に入った。早大の盟友、日本ハムの斎藤佑樹投手(22)とは那覇空港ですれ違いとなったが、「けがなく頑張ろう」とメールでエール交換。2月12日、沖縄市野球場で行う日本ハムとの練習試合での再会を待ち望んだ。

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 那覇空港に降り立つと、福井はまず、日本中が大注目する男、斎藤佑にメールを送った。「お先」。すると「お先に行く」と返信があった。空港で佑ちゃんと会えるのを楽しみにしていた。自分が先に到着したと思ったが、実際は約20分前に、相手は空港を出発していた。

 残念なニアミス後、2人はプロ1年目のキャンプに向けて、メールでエールを交換した。「お互い、けがなく頑張っていこう」‐。早大時代に競い合い、気心が知れた盟友だ。思いを伝えるのに、多くの言葉は必要なかった。

 広島のキャンプ地・沖縄市と日本ハムの名護市とは車で1時間以上かかる。期間中に会える可能性は低い。だが12日には沖縄市野球場で練習試合が予定される。「こっちに来るんですかね」と、福井は胸を躍らせ、年明け初の再会を待ち望んだ。

 プロ初のキャンプにも気負いはない。「第1クールは遠投を強めにやって、第2クールからブルペンに入れればいい」。早大時代は3月に沖縄でキャンプを張っていた。「(大学とプロと)開幕の日はそんなに変わらない。だからそんなに焦る必要はないのかな、と思う」。新人ながらマウンド同様の冷静さと強気な姿勢で、3・25の開幕1軍メンバー入りをきっちり見据えている。

 佑ちゃんは「負けたくない相手」であり「年下ながら尊敬するライバル」とも言う。早大での4年間、ともに汗を流した男の存在を励みに、ルーキー福井の戦いがいよいよ幕を開ける。


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Last-modified: 2011-02-01 (火) 22:50:42 (3120d)