プロ野球の12球団は1日、沖縄県内と宮崎県内で一斉にキャンプインする。31日には各球団がキャンプ地入りした。

 広島は1軍首脳陣や主力選手が沖縄市入り。福井たち新人5投手や新外国人を含む15選手が、自主トレ先乗り組の27人と合流。1日から「逆襲」へ向けたチーム練習が始まる。

 野村体制2年目の春季キャンプは、選手への信頼と自主性がキーワードとなる。沖縄市入りしてのミーティングで、野村監督は「とにかく明るくやっていこう」と強調。緊迫感や厳しさが前面に出た1年前と比べ、ムードは一変しそうだ。

 選手を交えたミーティングは約30分で終了。ルーキーや新外国人選手の紹介では、大きな拍手が湧いた。その後、首脳陣だけで約1時間、練習の方針やメニューなどを再確認した。

 変化を象徴するのは早朝の散歩と体操の廃止だ。選手の顔色や体調をチェックする狙いで実施してきたが、野村監督は「各自が準備をしているし、ぎりぎりまで寝ている選手はいない」と選手の自主性に委ねた。

 コーチ陣の役割と責任も増す。昨春は監督が主導した練習メニューも、今回は各担当コーチの意見を基に作成した。「責任を持って、選手と一緒にいい練習をしていく」。高守備・走塁コーチは力を込める。

 野村監督は戦力の底上げを誓う中で、「僕は百二十パーセント、選手に期待している」と言い切った。変化の根底にあるのは昨季の低迷と、その反省。逆襲への第一歩は、硬軟を織り交ぜた雰囲気づくりから始まる。(加納優)

廣島鯉記事日報/2011-02-01

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Last-modified: 2011-02-01 (火) 22:27:46 (3233d)