広島の豊田清投手が2日、新天地で区切りとなる40歳の誕生日を迎えた。“不惑到達”の記念?として、キャンプ初のブルペンで年齢と同じ40球を投げ、今年にかける気合を示した。

 遠投を終えた通算157セーブのベテランは、周囲に、ピリリとした雰囲気をかもし出しながらブルペンに入った。左脚を上げ、右脚1本でピタリと制止。そこから力強いフォームで、直球をズドン。捕手を立たせたままながら、圧巻の投球だった。

 豊田本人は「傾斜のあるところで、体の回転を確認しただけ」と話したが、見守った大野チーフ投手コーチは「ボールのばらつきがほとんどない。さすがのものを持っている」と満足顔。今後も調整を一任し、今季、リリーフ陣の一角としての働きを期待した。

 去年まで所属した巨人・村田スコアラーは「体の状態さえ良ければ十分通用する。三振も取れるし、怖い。広島の層は厚くなる」と警戒。

 キャンプ地で迎える19度目の2月2日。3球団目のチームメートからは拍手で祝われた。「西武の時から3つの球団で迎えられるのはうれしい」と、完全に赤ヘルの一員となったことを喜んだ。

 「チームのためにどこでもやる。前を向いてやっていくだけ。40歳になっても投げたい気持ちに衰えはない」。男・豊田は惑わず、開幕1軍入りを目指していく。


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Last-modified: 2011-02-03 (木) 21:18:54 (3237d)