広島の新外国人、デニス・サファテ投手(29)が3日、魔球“ハードカーブ”で抑え候補に名乗りを上げた。この日、今キャンプ2度目のプルペンに入った助っ人右腕。140キロ後半の直球と独特の曲がりをするカーブで、新守護神の座を奪う。

 豪快に腕を振る姿に首脳陣も、他球団のスコアラー陣もくぎ付けになった。ゆっくりと流れる沖縄の空気を引き裂くような剛速球。さらに鋭く曲がるカーブ。巨人の村田スコアラーが「あの真っすぐに、カーブやスライダーを投げられたら、簡単には打てない」と言えば、中日の善村スコアラーも「少々コースが甘くなっても打てるかどうか」とうなった。

 ブルペンで球を受けた倉も驚いた。「この時期にあれだけ投げられるのはルイス(現大リーグ、レンジャーズ)以来の衝撃。140キロ後半は出ている」と真顔で語った。

 速球とともに大きな武器は魔球ハードカーブ。握りは元ヤンキースの名投手ムシーナの得意球“ナックルカーブ”と似ており、「しっかり人さし指を食い込ませ、キュッと投げる」と説明した。

 中継ぎ候補として入団したが、「目標は抑え」と言い切るサファテ。「100マイル(160キロ)出るかわからない。シーズンが始まらないと何ともいえないな」とにやりと笑った。シュルツや永川勝らとの抑え争いになるが、救世主はこの男かもしれない。


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Last-modified: 2011-02-04 (金) 22:23:11 (3231d)