◆広島・沖縄キャンプ(5日)広島のドラフト1位、福井優也投手(22)=早大=が5日、左太もも裏の張りを訴え、練習を早退した。本来なら6日に初めてブルペン入りする予定だったが、先送りが決定。あくまで大事をとっての措置だが、何ともお騒がせな“オレ流ルーキー”だ。

 お騒がせルーキーが今度は消えた。昼食後、陸上競技場に移動して体幹の強化に励んでいた投手陣のなかに、福井の姿がない。しばらくすると、担当の尾形スカウトと荷物を背負って登場。「コンディショニングの問題です。大丈夫。明日投げます」と言い残して、球場を後にした。

 午前のキャッチボールでは遠投でようやく力強いボールを投げ込んでいたが、昼ごろに左太もも裏の張りを感じた。過去に痛めた箇所だったこともあって、首脳陣に自ら申告。大事をとって、午後からの練習を途中で切り上げた。野村監督は「軽い練習の疲れ。あした? 本人が投げるというなら僕は止めますね」と6日に予定されていた初ブルペンにストップをかけた。

 練習不足の影響もあって状態が上がってこず、第1クールは一度もブルペン入りをせず。3日に大野投手チーフコーチから事情聴取を受けても、マイペース調整を決め込んでいたが、エースの前田健と“同期”の日本ハム・斎藤の言葉で翻意したばかり。球場を引き揚げたあとは病院へ行かず、患部をアイシングした。

 6日の練習には参加する予定で、内容は当日の状態を見て決める。福井は宿舎で、「肉離れしたら困るけど、大したことない。明日投げたかったです」と珍しく残念そうな表情を見せた。それでも、最後は、報道陣に向かって「お手柔らかに」と不敵な笑みを浮かべた強心臓男。お騒がせでキャンプ序盤の主役を独占しても、全く動じるそぶりはない。

 ◆広島・福井のオレ流発言

 ▼2011年1月10日 広島・廿日市の合宿所へ入寮。

 「キャンプまでしっかり力を入れてキャッチボールしたいけど、焦ることはない。自分を持ってやりたい」

 ▼同30日 広島・大野での新人合同自主トレを打ち上げ。

 「沖縄では周りを気にせず、自分のペースでやりたい。ブルペンは第1クールで肩ができてから」

 ▼2月1日 キャンプ初日に22投手のうち、16投手がブルペン入りしたが、遠投で調整。

 「調整を早めようと思いましたけど、自分は自分のペースでやりたい」

 ▼同3日 第1クール3日間でブルペン入りはなし。大野投手チーフコーチの“事情聴取”で6日にも入ると主張。

 「ブルペンに入って、ダメならやり直したらいい。大学時代のように故障はイヤ」

 ▼同4日 前田健と会食後、テレビで日本ハム・斎藤を見て、調整方法を“方向転換”。

 「どんどんブルペンに入りたい。沖縄である程度投げ込んで肩をつくりたい」


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Last-modified: 2011-02-06 (日) 23:34:41 (3145d)