▽「もう試合してもいい」

 衝撃のデビューだった。広島の新外国人サファテが8日、フリー打撃に初登板し、最速151キロをマーク。「いい感じで投げられた。もう試合をしてもいいくらいだね」。中継ぎ、抑えで期待される剛腕がベールを脱いだ。

 石原と倉の打球がなかなか前に飛ばない。打撃ケージ裏では、首脳陣が何度もスピードガンをのぞき込む。計40球の半分以上を占めた直球は、常時150キロ前後を計測。2月上旬としては異例の速さに、石原の打球は最後まで内野を越えなかった。

 「この時期にあの球速には対応できない」と倉が言えば、石原も「速い上に手元で微妙に変化する。制球に苦しむ感じもなさそうだ」。両ベテラン捕手が驚きの声を上げた。

 米国時代の最高球速は161キロ。「100マイル(160キロ)を出すために投げているわけではない。目標はあくまで打者を打ち取ることだよ」。球速だけでなく、カーブやスライダーを含めた総合力が自分の持ち味とアピールした。

 キャンプ終了後に夫人の出産で一時帰国するため、調整ペースを早めている。「いい仕上がり。球速ももっと上がってくると思う」と大野投手チーフコーチ。救援陣強化の鍵を握る右腕が、着実に期待と信頼を高めた。(加納優)


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Last-modified: 2011-02-10 (木) 00:41:42 (3020d)