左太もも裏の張りを訴えていた広島のドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=が10日、沖縄キャンプ初のブルペン入り。11日の予定だったが、自ら前倒しを志願して立ち投げで20球を投げ、久々に明るい表情を見せた。

 お騒がせルーキーが、今度は“フライング”だ。本隊の練習に合流し、予定されていた6投手の投球練習が終わると、誰もいなくなったブルペンに突然、福井が足を踏み入れた。山内投手コーチとエース・前田健が見守る中、患部を気にする様子もなく、マウンドの傾斜を確認するようにオール直球で投げ込んだ。「気持ち良く投げられて、少しホッとしています。やっとピッチャーになれたかな」と胸をなで下ろした。

 第2クールは完全別メニュー。投げたくてウズウズしていた。この日のアップ前、大野投手チーフコーチの下に歩み寄り「今日、投げさせてください」と直訴。トレーナーのゴーサインも出て、20球限定の条件付で1月25日以来のブルペンに入った。山内コーチは「キャッチボールの延長。しっかりしたフォームで球がばらつくことなく投げていた」と即戦力右腕を評価した。

 久々に報道陣の質問攻めにあった右腕は「何か、やらかしちゃいました?」とニヤリ。早大の同期生の日本ハム・斎藤、西武・大石に後れは取ったが「体と相談して、これからも積極的に(ブルペンに)入りたい。今まで何もしてないのでこれからです」と巻き返しを誓った。何もかもが規格外の右腕。はやる気持ちを抑え、徐々にペースを上げていく。

 ◆広島・福井の今キャンプ

 ▼2月1日 同期の新人4人がブルペン入りする中、1人だけ入らず。「自分は自分のペースでやりたい」

 ▼同3日 第1クールで一度もブルペンに入らなかったため、大野投手チーフコーチから事情聴取を受ける。「斎藤と大石はようやってんな。焦りはないです」

 ▼同5日 練習中に左太もも裏の張りを訴えて早退。翌日の初ブルペンも延期になり「大したことない。投げたかったです」と残念そう。

 ▼同8日 23歳の誕生日を迎えたが、別メニューのまま第2クール終了。「素直に喜べない誕生日になりました」


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Last-modified: 2011-02-12 (土) 00:21:40 (3076d)