広島の野村監督や主力選手たちは沖縄市での1次キャンプを打ち上げ、13日に宮崎県日南市に移動した。練習休みの14日、スタッフミーティングを開き、15日からの2次キャンプのメニューなどについて打ち合わせた。 野村監督や1、2、3軍の全コーチが出席した。2軍選手の調整ぶりの報告があり、松山の1軍練習への参加が決定。若手に交じって調整していた前田の1軍合流、2軍スタッフから推薦のあった宮崎、中田、相沢の3投手を16日の紅白戦で登板させることも決めた。 日南市では1日から主に2軍選手がキャンプをしている。心配された霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の降灰の影響について、山崎2軍監督から「風が強くなければ支障ない」との説明があった。野村監督は「ここからはサバイバル。2軍から状態のいい選手を上げて、どこまで1軍で通用するかを見ていく」と話した。 1軍は27日まで天福球場で練習。東光寺球場で練習する2軍は22日に打ち上げ、広島へ帰る。(小西晶) |