広島・今村猛投手(19)が17日、19日のオープン戦(対巨人、サンマリン球場)の“開幕投手”を務めることが決まった。2年目のドラ1右腕は、超重量打線相手に内角攻めを宣言。「ゼロに抑える」と開幕ローテ入りへ、G封じで猛アピールを狙う。

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 巨人相手の“開幕投手”。大役にも今村は臆することなく言い切った。「強いチームに投げられるのは楽しみ。抑えてやろう、という気持ちになりますね」。超重量打線に一歩も引く気はない。

 「思い切ってインコースを突きたい。どれだけ強気に攻められるか。内を見せられれば、外も広がりますから」

 今キャンプ、ブルペンで取り組んできた左打者の内角を突く投球を試すには、巨人は格好の敵だ。オープン戦とはいえ、小笠原、阿部、高橋由ら球界屈指の左打者が出場を予定。対する今村は「(強打者を)外(角)で抑えるより、内で抑えた方がアピールになる」と言い切った。

 2年目の今季は、涌井(西武)、大竹らの投球時の左足の上げ方を参考に、フォームを改良してきた。昨年以上に「強い球が投げられている」と手応えがある。さらに、精神面も大きく成長したことが強気の発言につながっている。「(新人の)去年に比べれば余裕もある。堂々と振る舞いたいと思っています」と、自信を漂わせた。

 この日のブルペンでは、プレートの上に右足を置く角度などを大野投手チーフコーチが指導。同コーチは「笑顔とか表情が出るようになった。自分の考えをはっきり言えるとか、そういうことが投球にもつながっている」と目を細めた。

 今村は対外試合初戦となった12日の練習試合、日本ハム戦でも先発し、2回2安打無失点。それに続く抜てきは、首脳陣の期待の大きさを物語る。野村監督は「結果を重視するけど、今村にはチャンスをたくさん与えたい」と話した。

 昨季は1軍で2試合先発したが、ともに序盤でKOされ、防御率15・75と悔しい成績だけが残った。「1軍で1勝。それがないと何も始まらない」と、今村の今季にかける思いは半端じゃない。

 「まず結果。スコアボードにゼロを並べたい。三振を狙えるところは狙う」と目をぎらつかせた剛球右腕。完封G斬りで開幕ローテを、引き寄せる。


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Last-modified: 2011-02-19 (土) 00:02:21 (3069d)