◆広島・日南キャンプ(17日)“絶対エース”の風格が漂っていた。広島の前田健太投手(22)が17日、今年初めてシート打撃に登板した。石井、前田智ら4人に対して50球を投げ込み、安打性は9本。“3・25”へ向けて、大きく前進した。

 球種は直球とカーブだけ。それでもワインドアップ、セットポジションを織り交ぜ、一球一球、感触を確認するように投げ込んだ。直球の最速は139キロと抑え気味でも、名球会コンビのベテランに対しても存在感、風格とも劣らない。「ファウルやフライになる場面が多かったように、感触は良かった。特に真っすぐの切れ、ボールの回転と現時点としては順調です」。昨年は沢村賞をはじめ、投手部門のタイトルを総ナメにした右腕は自己流調整でここまで投げ込みを控えてきたが、調整は青写真通りに進んできている。

 順調にステップを駆け上がる前田健にネット裏の007は早々とお手上げ状態だ。開幕カードの相手、中日・善村スコアラーは「打てないな。間違いなく開幕戦にくる。バランスもいいし、制球もいい。カーブに少しばらつきがあったけど、しっかり投げられていた。どうやって攻略するかだ」と頭を抱えるばかりだ。

 今後は紅白戦、オープン戦とステップを踏んでいく。「これからほかの球種も投げていく。実戦の中で変化球の感覚を取り戻していきたい」。さらに成長を遂げたマエケンには死角はない。


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Last-modified: 2011-02-18 (金) 23:56:08 (3103d)