広島の宮崎・日南キャンプ休日の18日、ドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=が19日からの第5クールから100球超の投げ込みを解禁することが分かった。この日までに野村監督、大野投手チーフコーチと3者面談が行われ、GOサインが出された。左太ももの張りで若干出遅れた黄金右腕が、ついに全力全開で「開幕1軍」へと突っ走る。

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 ドラ1右腕のリミッターがついに解除される。19日からの第5クールに、福井が「投げたい」と言っていた100球を超える投げ込みを解禁することが分かった。

 15日のブルペンでは50球。連日となった16日は投げ込みを狙っていたが、52球でストップがかかっていた。沖縄第2クールで左太もも裏の張りのため別メニューを行うなど、調整は遅れた。だが、日南に移動後、投球、動きともに状態は急上昇。この日までに野村監督、大野投手チーフコーチと3者面談を行い、GOサインが下された。

 大野コーチは「本人の考えも聞いた。あす(19日)のブルペンを見て、フリー打撃、紅白戦にも登板してもらう。フリーの後、本人次第でブルペンで追加することもある。順調ならそのままオープン戦に入っていってもらう」と話し、今後の登板プランにメドがついたことに安どの表情を浮かべた。

 この日、宿舎で終日、静養した福井は解禁を何より喜んだ。早大時代は1週間で1000球の投げ込みが当たり前だった。「100球超えを何回かしたい」と、鼻息荒く話した。

 前日には、はやる気持ちを見透かしたように前早大監督の恩師・応武篤良氏(52)から電話があった。「お前は飛ばすからな。飛ばさなくていいぞ。オープン戦は打たれてもいい」と言われた。

 くしくも前日には斎藤佑(日本ハム)が、オープン戦は「打たれたい」と話した。福井も同様だ。「アピールはもちろん大事。でもプロの打者に打たれて、今の自分がダメなところに気づく。オープン戦でそれが勉強できれば」と、考えを明かした。

 同級生ライバルの斎藤佑、大石(西武)らが待つ舞台に後れは取らない。「開幕1軍が目標。期待されてドラフト1位で獲ってくれた。その意味も含めて、開幕1軍のつもり」。開幕まで35日。「これから駆け足でやっていけば十分に間に合う」。福井は自信満々に調整アップを誓った。


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Last-modified: 2011-02-19 (土) 23:59:52 (3187d)