オープン戦 広島4―1巨人 (2月19日 サンマリン宮崎)

 低反発の統一球でも芯で打てば飛ぶ。オープン戦で初めて実証したのは広島・赤松だった。

 「僕はホームランバッターじゃない。でも、芯でとらえて反応できればホームランになる。それを証明できました」

 3回。巨人・朝井の内角高め135キロの直球に反応した。軸回転でコンパクトなスイング。プロ6年間で17本塁打の非力な男が放った一打は左翼席へ消えた。記念すべき統一球第1号は、新打法の成果でもあった。

 昨年は打席で「欲が出て」力み、体重移動がうまくいかずに悩んだ。守備ではゴールデングラブ賞を獲得した一方で、打率は・285。そこで軸足(右足)に体重を乗せ、体を開かないことだけを考えて打つというシンプル打法を徹底。7回にも左前へ2点適時打を放った。

 芯で打つことの重要性は昨春に気づいた。故障で2軍調整中に、使い込まれて汚れなどで重くなった練習球を打つうちに「こんな球でも芯で打てば飛ぶ」。それが新打法で生きた。得意の守備でも4回、統一球の伸びを計算して大飛球を好捕した。「本塁打はびっくりしたけど、期待通りの結果」。野村監督のこの言葉が統一球第1号よりもうれしかった。


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Last-modified: 2011-02-21 (月) 00:39:15 (3192d)