実戦モードが強まる日南キャンプで、若手や中堅野手がアピールを欠いている。3度目の紅白戦でも、安打を放ったのは前田や嶋、石原たち実績がある選手が大半だ。首脳陣は「競争心を強く出せ」と叱咤(しった)し、新たな力の台頭と奮起を促す。

 1軍当落線上にいるのは松本や丸、小窪、中東、迎、白浜たちだが、16日以降の紅白戦3試合で固め打ちした選手はいない。この日は主力組に加え、2軍の堂林が適時二塁打を放って成長と存在感と示しただけに、その落差が目立った。

 「練習ではできることが、実戦でできていない。何かが足りないということです」。紅白戦で6打数1安打の丸は、もどかしさを隠さない。

 この日で2軍がキャンプを打ち上げ、日南に残った野手は22人。開幕までの1カ月あまりで、16人前後に絞られる。町田打撃コーチは「実戦で結果を出した者が生き残れる。全員にチャンスはある」と高いレベルでの競争に期待を掛ける。

 9年目の松本は「結果が問われる。精神面も含め、何かを変えなければいけない」。24日から最終クール。低調に滑り出した1軍サバイバルレースの激化が、チーム力の底上げへ向けた絶対条件となる。(加納優)


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Last-modified: 2011-02-24 (木) 00:23:25 (3154d)