広島のドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=が24日、ブルペン入りし「今年一番」と納得の40球を投げた。初めてフォークを投げるなど、実戦登板に向けて調整は急ピッチ。ドラ1右腕が調整遅れをばん回し、開幕へ向け、きっちり間に合わせてきた。

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 日南で今キャンプ最高となる気温19度の陽気に誘われ、ブルペン入りしたドラ1右腕が全力投球を見せた。剛球が捕手のミットから快音を響かせた。カーブ、スライダーに加え、初めてフォークも披露。「今年一番良かった。ほぼ全力。何球かは自分のイメージ通りでしたね」と、合格点を出した。

 「(天気が良く)勝手に気持ち良くなっちゃって」と、笑顔も飛び出すほど状態に満足する。「これだけ投げられるのが自分でも分かって良かった。完璧ではないけど、実戦に行けと言われれば行ける」とようやく上がってきた状態に実戦まで視野に入れた。

 沖縄キャンプ第2クールで左太もも裏の張りを訴え、別メニュー。調整遅れが危惧されてきたが、完全にばん回した。26日にも2度目のフリー打撃に登板し、オープン戦登板に向かう。

 ブルペンでは大野投手チーフコーチから投球の際のインステップを指摘された。だが福井自身もその癖は分かっており、すぐに修正した。自己分析能力と投球への意識の高さは、さすがドラ1を思わせた。辛口で知られる大野コーチも「普通の人とは違うね」と感心しきりだった。

 不安視する周囲をよそに、調整を間に合わせてきた。開幕ローテ入りをかけた戦いに向け、準備は整った。


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Last-modified: 2011-02-26 (土) 06:00:54 (3062d)