広島は25日、宮崎県日南市の春季キャンプを打ち上げた。26日から、ソフトバンクとのオープン戦2連戦(ヤフードーム)に臨む。前田や永川たち10選手は日南に残り、27日まで練習を続ける。

 野手陣は内外野ノックやフリー打撃などで仕上げを図り、投手陣は前田健や福井がブルペンで投げ込んだ。

 午後2時、首脳陣たちも含めた全員ランニングで練習終了。石原選手会長が「一日、一瞬、一球を大切に、全員で力を合わせて(シーズンへ向けて)やっていこう」とあいさつし、一本締めした。野村監督や29選手は、夕方に福岡入りした。

 オープン戦は26日が斉藤、27日は篠田が先発する。

 ▽選手信頼、集中力求める

 野村監督はキャンプ中に日記を開くたび、「肩の力を抜く。そう自分に言い聞かせた」という。コーチと選手を信頼し、自主性を求めた25日間だった。

 25日は、野手と投手全員参加の実戦を想定した守備・走塁練習を久々に実施した。昨春は頻繁に繰り返したこのメニューは、この日を含めてもわずか。東出は「シート打撃や紅白戦で各自が心掛ければ足りること」と説明。隙を突く姿勢はチーム内に浸透し、その分、個別練習に時間を割いた。

 投げ込みに挑戦した投手はいない。一度のブルペン投球数は大島の150球が最多。集中力を求め、昨季多発したけが人を最小限にとどめる方針は今後の実戦マウンドで成果が試される。

 締めくくりのランニングには首脳陣も加わった。最後尾でナインを見つめた野村監督は「いまはまだ、満足する時じゃないよ」。自主性の先には、シーズンで果たすべき責任が待っている。(山本修)


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Last-modified: 2011-02-27 (日) 00:17:32 (3212d)