広島の新人ら8人が28日、都内のホテルで行われた新人研修に参加した。ドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=は早大の“仲間”だった斎藤佑(日本ハム)、大石(西武)と久々に再会し満面の笑み。絶対目標の開幕1軍へ向け「元気をもらった」と言い、オープン戦での逆襲を誓った。

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 持つべきものは“仲間”だった。久々の早大トリオの3ショット。福井は斎藤佑、大石と肩をたたき合い、満面の笑みで再会を喜び合った。新人研修中の休憩時間には斎藤佑と仲良く“連れション”。互いのキャンプや、チームについての近況など話は尽きなかった。

 研修を終えた福井は「懐かしい感じがした。久しぶりに顔を見られて、うれしかった。元気をもらった。あしたからまた頑張ろう、という気持ちになった」と声を弾ませた。

 前日27日に宮崎・日南キャンプを打ち上げ、夜遅く広島に戻った。この日は早朝に広島を出発。体は「疲れてます」と言うが、昨年末以来に見た2人の元気な顔に癒やされた様子だった。

 一方で、斎藤の大変さも目の当たりにした。「あれだけ毎日、マスコミの方に囲まれて、僕なんかそこまでではない」。それでも自身を見失わない斎藤に、福井は改めて尊敬を抱いた。

 キャンプでは左太ももの張りにより、調整が遅れた。だが、何とかフリー打撃に2度登板するまでに状態はアップし、実戦準備は整えた。今後はオープン戦でアピールしていくのみだ。

 2人との再会は大目標へ、さらに気持ちを高ぶらせた。「まだこれから。オープン戦で結果を残すことだけ。頭の中は開幕1軍、それだけしかない。ここまでアピールできているとは思えないので、ガンガン、アピールしていきます」。

 開幕戦まであと25日。キャンプは「不完全燃焼」に終わったが、チャンスは十分残されている。入団会見では「斎藤、大石には負けたくない」と、誓った福井。3人のドラ1は生涯の友人であり、ライバルだ。

 「みんな結果を残さないといけない立場。同じ目標に向かっていきたい」。1軍生き残りへ、福井の負けられない3月戦線が始まる。


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Last-modified: 2011-03-03 (木) 22:28:01 (3176d)