送球向上へ天谷が特訓 秋季キャンプ '10/11/2

 天谷が投手陣のトレーニングに飛び入り参加した。「球を引っ掛けてしまうのが悪いくせ。直すのが課題」。一塁から三塁への送球で直球強化に努める篠田や川口に交じり、スローイングを繰り返した。

 高投やワンバウンドを重ねて安定感を欠き、直後には野村監督が直接指導。天谷は「踏み出す時の腕の構え方を指摘された。いいイメージはできた」とヒントをつかんだ。

マエケンが沢村賞、球団6人目 '10/11/2

 1日、宮崎県日南市で秋季キャンプ中の前田健へ「沢村賞」受賞の朗報が届いた。野村監督から「おめでとう」の言葉で伝えられると、厳しい練習は小休止。祝福ムードが広がった。

 開幕投手も2けた勝利も初めてだった右腕が、投手最高の栄誉も手にした。低迷するチームでの孤軍奮闘ぶりが、選考委員から「安定して勢いがあった」と評価された。キャンプで、シーズン中にフル回転した肩を休め、過酷な下半身強化に表情をゆがめる前田健は、満面の笑みで受賞会見に臨んだ。(山本修)

 ▽挑戦する気持ち変わらぬ 一問一答

 ―先発投手として最高の栄誉です。

 最近はセ・リーグから出ていないと聞いていたので、受賞できて光栄に思います。今季は出来過ぎというか、ここまでやれると思っていなかったので結果が伴ってうれしい。

 ―偉大な投手たちの仲間入りです。

 歴代や現役の受賞選手たちに、実力的にはまだ及ばない。今後はもっと期待が大きくなり、プレッシャーもあると思う。賞の名に恥じない投球を続けていきたい。毎年のように(候補に)名前が挙がるような投手になって、いつかまた受賞できたらいい。

 ―カープファンに喜びを与えました。

 終盤にクライマックスシリーズ進出がなくなってからは、タイトル獲得へ向けてたくさん応援してもらい、後押ししてもらった。賞を取ったら終わりではない。チームとして勝ちたいし、優勝争いの中で投げたい。

 ―来季からは追われる立場です。

 そういう意識はない。挑戦する気持ちは変わらない。ただ、僕の名前を聞いて相手が嫌がってくれればいい。来季は(大卒などで)同学年の選手が入ってくる。一緒に活躍して、盛り上げていければうれしい。

マエケン沢村賞 祝福の声 '10/11/2

 ▽予想以上に成長

 広島・松田元オーナーの話 大竹の故障をカバーしたことで、思った以上に成長してくれた。まずは今年の疲れを取って、体の手入れをしっかりしてほしい。

 ▽実力認められた

 同・野村監督の話 本当によかった。投手3冠の実力が認められたということ。相手がいることなので賞を取り続けるのは難しいが、今季のようなレベルの投球をずっと続けてもらいたい。

 ▽世間にアピール

 同・大野投手コーチの話 防御率や投球回数などの成績もだが、マウンドでのパフォーマンスが素晴らしかった。印象度ですよ。世間や野球ファンに「前田健を見てみたい」と思わせる投球を1年間続けた結果だね。

 ▽直球よくなった

 同・石原の話 投手3冠は数字だが、この賞は周りに評価してもらった証し。今季は直球がよくなり、その分変化球が生きた。ここぞの場面で気持ちを表に出し、ギアを切り替えて投げていた。

 ▽総合力見て推薦

 北別府学さん(選考委員)の話 セ・リーグは前田健、パ・リーグでは金子千尋(オリックス)となるが、投球の内容が出るのは防御率。総合的に見て推薦した。

 ▽孤軍奮闘光った

 佐々岡真司さんの話 僕の受賞の時はリーグ優勝したということもあった。前田健は、早い段階でチームが(下位に)沈んでしまったにもかかわらず、一人で奮闘した。Bクラスのチームからの受賞は珍しいよね。

ChuGoku


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Last-modified: 2010-11-02 (火) 22:16:59 (3240d)