広瀬「最も欲しかった」 Gグラブ賞表彰式 '10/11/30

 今季のプロ野球で好守を見せた選手に贈られる三井ゴールデングラブ賞の表彰式が29日、東京都内で行われ、セ、パ両リーグの受賞者が金色のグラブ形トロフィーを受け取った。

 広島から最多の4人が受賞。強肩で鳴らした広瀬純外野手、沢村賞などのタイトルも手にした前田健太投手、全試合に出場し7失策だった梵英心内野手、本塁打性の打球を捕った美技が米国でも話題を呼んだ赤松真人外野手と、いずれも記憶に残る活躍だった。

 ▽右翼に定着 強肩も光る

 「プロ入りして10年、守備は譲れないという高い意識を持ってやってきた。最も欲しかった賞」。表彰式での広瀬は、喜びを抑えきれなかった。

 今季は右翼に定着し、プロ入り最多となる129試合に出場。「シーズンを通して戦えないと、評価してもらえなかった」とフル回転した満足感があった。

 鉄壁の外野陣を引っ張った。守備率は9割9分3厘で失策はわずか2。安定した守りとともに輝いたのが強肩だ。補殺は赤松と並び、リーグトップタイの10。「相手の三塁コーチが(本塁進塁を自重し)手を回さなくなった感じがある。守りで相手にプレッシャーをかけることができた」と胸を張る。

 1986年以来となる広島からの4人選出。「キャンプから、シーズンと意識してやってきた成果。大きな自信になる」。4倍増の喜びをかみしめた。「来季以降も、広島の外野は(三塁コーチが)簡単に手を回すことができない、というイメージをもっと持たせたい」。待望の勲章を手に、さらなる堅守を目指す。

 ▽前田健・梵・赤松も喜び新た

 前田健、梵、赤松も、初の栄誉に浸っていた。

 前田健は沢村賞、最多勝などの投手3部門を含め、今季八つ目の受賞。「投手成績だけでなく、バント処理やけん制など、大事にしてきた守りを評価してもらった」と喜びもひとしおだった。

 遊撃でリーグ2位の守備率9割8分9厘9毛の守備率を誇った梵。「守備と走塁は百パーセントに近かった。打撃も数字(3割6厘)を残せ、全試合出場できたのが大きい」と充実のシーズンを振り返る。「二遊間は2人で一つ(の賞)。次は東出とのコンビで受賞したい」と目標を掲げた。

 「夢のよう」という赤松。8月4日の横浜戦でフェンスによじ登ってのスーパーキャッチは世界中に映像が配信された。「すごいことをしたんだな」と実感した。超美技だけでなく、無失策で10補殺も記録。「外野といえば赤松、と言われる選手に」と連続受賞を誓った。(下手義樹)

ChuGoku


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Last-modified: 2010-12-08 (水) 12:00:47 (3085d)