野村監督、機動力向上へ“リンボー走塁”

 広島・野村謙二郎監督(44)が22日、機動力野球のさらなる向上へ猛烈に動いた。秋季練習第2クール2日目のこの日、約2時間かけてダッシュなどをさせた後、走力のさらなる強化に向けて“リンボー走塁”を導入。来季の巻き返しへ「何かを変えないと」と目をぎらつかせた。

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 マツダスタジアムでの秋季練習も1週間。今季の雪辱を期す知将・野村監督が、アイデア満載の練習で鯉戦士を“しごき”に入った。

 二塁ベース上に、持ち込まれたのは約2メートルの棒。それを本塁方向に約30度傾けた。見た目にも、人が通り抜けるには、かなりの窮屈感がある。

 緒方?野手総合コーチの号令の下、一塁からスタートした選手は次々と、二塁ベースの内側を、大きく体を傾け、駆け抜けた。速度を落とさず、ベースの角を踏むことで、最短距離でベースランニングをする特訓だった。

 同コーチは言う。「監督の指示。走塁は技術だから。やったらやっただけうまくなる。状況判断も含め、もう1回力を入れてやっていく」

 今季の野村カープは走塁改革を掲げ、盗塁王・の43盗塁を筆頭に、チームとしても119盗塁と、昨季の77盗塁からは激増した。盗塁だけじゃなく、チーム全体で走塁への意識を植え付けることにも成功した。

 だが、もう一段高みを求める。「今年は(積極的に)次の塁を狙い、アウトになっても良かったけど、来年はなぜ行かなかったのか、なぜ行ったのかを問う」と緒方コーチ。二塁を回ったところでずっこけた末永?は「難しい。でもやらないと」と言い、足が速いとは言えない栗原も「あと一歩だった、というのをなくしたい」と話した。

 “リンボー走塁”だけじゃない。野村監督はアップで2時間のダッシュを繰り返させた。技術練習の前に選手はヘロヘロ。秋季キャンプでも、赤ヘル“陸上部”は継続の予定だ。「練習内容も何かを変えていかないと」と指揮官。大目標の「優勝」へ、あの手この手で鍛え抜く。

DaiLy


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Last-modified: 2010-10-23 (土) 11:39:12 (3256d)