梅津、種子島からロケットスタートじゃ

 広島・梅津智弘投手(27)が25日、復活へ向け、例年、年明けに行う種子島自主トレから“ロケットスタート”を誓った。

 今季の二の舞いにはしない。昨季痛めた右肩の影響が長引き、本格投球は春季キャンプに入ってから。結局「頭も体もバラバラ」でシーズンを終え、防御率5・80の大不振に終わった。

 だからこそ、来季に向け始動を早める。今は、右肩のリハビリ最優先のため軽めのキャッチボール。宮崎・日南の秋季キャンプにも不参加だが「その間には投げる」と、11月の中旬には広島で投球を再開するつもりだ。

 年明けにロッテ・渡辺俊らと行う種子島自主トレでは、技術練習も投げ込みも十分に行う。自身を追い込み、来春キャンプを100%で臨むのは「当然」と話した。

 この日は上野??井生?と広島市立飯室小学校を訪れ、「P3 HIROSHIMA」に参加。広島3大プロ(広島交響楽団、サンフレッチェ、カープ)が合同で子どもたちに、指導を行った。

 「みんなカープの選手のことをよく知っている。うれしい」。子どもたちからもらったパワーも武器に、来季、不動のセットアッパーの座を取り戻す。

広島、ドラ1候補を沢村と大石に絞った

 広島が今月28日に行われるドラフト会議で、1位指名を中大の沢村拓一投手、早大・大石達也投手の2人に絞ったことが25日、明らかになった。会議当日の15時までに最終決定するが、現時点ではスカウト陣が最高評価を下している沢村が本命。野村謙二郎監督(44)はチーム事情から大石を希望し、対抗に挙げられる。27日の前日会議では2人をめぐっての議論が白熱しそうだ。

  ◇  ◇

 今ドラフトの超目玉投手の指名へ広島は一歩も引かない構えだ。この日までのスカウト、編成部の話し合いで、S級にランクしていた中大・沢村、早大・大石、斎藤、福井、仏教大・大野の5投手から、1位指名候補を沢村、大石の2投手に絞り込んだ。

 球団関係者は「競合してでも即戦力級の投手を狙いたい。チャレンジはしていきたい」ときっぱり。中でも複数球団の指名が有力視される沢村、大石を最上級投手にランクし、競合を避けずに指名する姿勢を見せた。

 指名の最重要ポイントは来季開幕で1軍入りできる投手だ。沢村、大石について広島は開幕から即戦力として活躍できる投手と判断。両投手とも先発、リリーフともにこなせると見ており、今季リーグ5位の防御率に終わった低迷打破へ、流れを変えられる投手と見ている。

 中でも、現時点では沢村が、1位指名の筆頭候補だ。昨年から苑田スカウト部長ら編成部が密着マークを続けてきたが、4年生になり、さらなる成長を見せる沢村をスカウト陣が高く評価している。巨人入りを希望しているとの情報もあるが、球団内部の調査の結果、広島入団の可能性も十分あると読んでいる。

 対抗は早大・大石だ。今季は永川勝の離脱などもあったが、リリーフ陣が手薄で終盤にひっくり返されるケースが多かった。野村監督は早大の絶対的守護神として活躍してきた大石を高評価。入団した場合、そのまま開幕からリリーフエースとして起用する可能性もある。ただ、1年春から、中大の先発として活躍してきた沢村にも、「リリーフの適性もあるかもしれない」と編成関係者が評するように、野村監督も沢村指名に傾く可能性もある。

 ドラフト前日の27日にはスカウト陣と野村監督が方向性を決めるが、球団幹部は「ドラフト当日の15時までに大勢を決める」とギリギリまで精査する方針。東都の剛腕か、東京六大学ナンバーワン守護神の指名か‐。熟考し最終決定する。

広島の打撃コーチにOBの町田氏  広島は26日、来季の1軍スタッフを発表した。大野豊投手コーチが兼任していたヘッドコーチを外れて投手チーフコーチ専任となり、打撃コーチとして新たにOBの町田公二郎氏を迎えた。スタッフは次の通り。

 【1軍】監督 野村謙二郎(44)=駒大 背番号77▽投手チーフ 大野豊(55)=出雲商高 74▽投手 山内泰幸(37)=日体大 80▽打撃 浅井樹(38)=富山商高 82▽同 町田公二郎(40)=専大 75▽守備・走塁 高信二(43)=東筑高 71▽同 緒方孝市(41)=鳥栖高 79▽同 永田利則(49)=広島商高 85▽バッテリー 植田幸弘(46)=南部高 84

DaiLy


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-10-26 (火) 22:22:57 (3247d)