広島の外れ1位筆頭は八戸大・塩見

 広島は今ドラフトで6、7人程度の指名を予定している。即戦力投手の補強を最重要課題にしていることから、大半が投手の指名となりそうだ。

 外れ1位候補の一番手としている八戸大・塩見貴洋投手を筆頭に、法大・加賀美希昇投手や東北学院大・阿部博文投手、天理大・小山雄輝投手らの名前が挙がっている。S級にランクしている仏教大・大野雄大投手も、残っていれば外れ1位候補の可能性もある。

 社会人投手では地元・伯和ビクトリーズの七条祐樹投手、大阪ガス・榎田大樹投手、同・岩見優樹投手が有力候補だ。

 投手以外では、将来性のある捕手の補強もポイント。09年、堂林とバッテリーを組んで夏の甲子園優勝経験もある中京大中京・磯村嘉孝捕手、大阪桐蔭・江村直也捕手らの名前も挙がる。育成枠の指名では、広島国際学院大・小福川誉投手をリストアップしている。

マエケンが大石よ、ウチにコイ!

 広島の若きエース・前田健太投手(22)が27日、ハイレベル同級生のカープ入りを熱望、共闘を誓った。28日のドラフトで、チームは早大の守護神で155キロ右腕・大石達也投手(22)の1位指名が濃厚。野村監督が見事くじを引き当てれば、来季“投手3冠王”と超黄金新人の夢リレーが実現するだけに、期待感を隠さなかった。

  ◇  ◇

 同級生たちはどこの球団へ行くのか。プロの先輩として待ち受ける前田健は、マツダスタジアムでの練習を終えると「今年のドラフトは今までで一番面白い。テレビで見ますよ」と、自分のことのように話した。

 早大の斎藤、大石、福井、中大の沢村、佛教大の大野ら、今ドラフトには超ハイクラスの即戦力投手がズラリ。高校卒業即プロ入りした前田健、楽天・田中らと、プロの舞台で再び覇権を争う。

 それだけに、マエケンは同級生には負けん気をむき出しにした。「プライドにかけても負けられない」と、4年間プロでもまれ、球界でも一流の投手へ成長した自負をにじませる。ただ、まず気になるのは、誰がカープ入りするのかだ。「同級生も(チームに)少ないし対戦相手よりも、うちのチームにだれが入ってくるか。楽しみですねぇ」と興味津々。

 チームにいる同級生は会沢のみ。すでに今季、投手3冠に輝いた22歳は、同級生の黄金新人とタッグを組み、鯉投を引っ張りたい考えだ。

 チームは155キロの守護神、早大・大石の1位指名が濃厚。中大の沢村と並び、複数球団で争奪戦となる。しかし、29日のドラフトで野村監督がくじを引き当てれば、マエケン‐大石の夢リレーが来季、即実現する。

 カープに来るのは、大石か、または別の同級生か。“マエケン世代”の主役も、胸を躍らせてドラフトを待つ。

野村監督、早大・大石をドラ1に決めた!

 野村のクジ運にすべてを託す‐。広島は27日、きょう28日のドラフト会議に向けたスカウト会議を都内のホテルで行った。戦略上、具体名は明かさなかったが、早大・大石達也投手(22)を1位指名する方針を固めた。会議に出席し、指名候補を一任された野村謙二郎監督(44)は「いいドラフトになるでしょう」と腕をぶした。

  ◇  ◇

 監督就任2度目のドラフト。野村監督が、初めてくじ引きに参戦する。この日、マツダスタジアムでの秋季練習後に空路東京入りし、スカウト会議に出席。1位指名選手は、指揮官の当日の最終判断に委ねられた。

 会議後、野村監督は「任せますと言われたので責任を感じます。自分の中でいい結論を出したい。終わってみたらいいドラフトになるでしょう」と自信ありげに言った。この日、スカウト陣、野村監督とも1位指名選手を明かさなかった。野村監督は「(指名選手決定は)当日ギリギリになるでしょう」とけむに巻いたが、早大の剛腕・大石で決定したもようだ。

 指名のポイントは、現場の補強要望に即した選手であること。今季はリリーフ投手の層の薄さに苦しんだ。指揮官は「七、八回でひっくり返されるケースが多かった」と振り返った。5月に右内転筋痛で離脱した抑えの永川勝の穴は埋まらず、勝利の方程式を確立できなかった。そんなチーム事情を救えるのが、東京六大学ナンバーワン守護神の大石だった。

 最速155キロの直球とキレ抜群の変化球で、リーグ戦救援登板では、113回を投げ、通算163奪三振(25日現在)。抑えの申し子と言っていい。入団が決まれば、開幕からリリーフエースとしてチームを支えることができる逸材。大野投手コーチ、山内投手コーチとも話し合って大石に絞り込み、球団とすり合わせをした。

 苑田スカウト部長は「決まりませんでした。結論はギリギリになるでしょう」と、他球団へのけん制の意味合いもあり、明かさなかった。今ドラフトでは、横浜、楽天、阪神など、7球団が1位指名候補に挙げるが、一歩も引くつもりはない。

 「(くじは)どうかなあ。どうだろうか。1回目だから分からんよ。(ゲン担ぎは)しない」と野村監督。あくまでも自然体で大石を引き当てるつもりだ。

斎藤、日本ハムが交渉権 6球団競合の大石は西武

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は28日、東京都内のホテルで行われ、2006年夏の甲子園大会で東京の早実高を初優勝に導いた注目の斎藤佑樹投手(早大)はヤクルト、日本ハム、ロッテ、ソフトバンクの4球団が1位で指名し、抽選の結果日本ハムが交渉権を獲得した。

 斎藤は早大広報室を通じて「複数の球団から高い評価をいただき、その中で日本ハムの指名を受けたことには心から感謝します。今は早慶戦を戦うことが恩返しだと考えており、リーグ戦終了後、あらためてごあいさつしたいと思います」とコメントした。

 150キロを超える直球を持つ大石達也投手(早大)には横浜、楽天、広島、オリックス、阪神、西武の6球団の指名が集まり、最後にくじを引いた西武の渡辺久信監督が引き当てた。大学球界屈指の本格派右腕、沢村拓一投手(中大)は巨人が単独指名し、交渉権を手に入れた。

 大石を外した広島が早大の福井優也投手を1位で指名し、ドラフト史上初めて同一チームから3投手が同時に1位指名を受けた。

 星野仙一新監督の楽天は大石の獲得を逃したが、抽選で塩見貴洋投手(八戸大)を引き当てた。

DaiLy


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-10-29 (金) 10:20:26 (3303d)