岩本が大暴れ!年俸は400万円アップ

 「練習試合、広島7-0西武」(9日、天福)

 広島の岩本貴裕外野手(24)が9日、日南市内の天福球場で行われた西武との練習試合に「4番・一塁」で先発し、3打数3安打の大暴れを見せた。守備では右翼に回った七回に“レーザービーム”で三塁補殺を記録した。練習後に日南市内の宿舎で行われた契約更改では、400万アップの1800万円でサイン(金額は推定)。球団からは来季のクリーンアップ定着を期待された。

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 最後のメニューのロングティーを終えたのは午後6時。練習開始から9時間が経過していた。岩本は開口一番、「疲れた…」と苦笑い。だが、その表情には充実感が漂っていた。若き大砲が、西武との練習試合で進化の跡を見せた。

 3打数3安打。ただ、立場はまだ“挑戦者”だ。「まだまだ。町田さんからは『下(半身)が弱いぞ』と言われていますし。僕は結果を出して、どんどんいいところを出さないといけない」。背番号10はどこまでもどん欲だった。

 先頭の二回は中前打を放ち、白浜の右犠飛で先制のホームを踏んだ。三回無死一塁は中前打で、ビッグイニングを演出。五回には追い込まれながら中前にライナーを運び、猛打賞を記録した。町田打撃コーチは「自信がついてきていると思う」と評価した。

 守備でも存在感を見せた。右翼へ回った七回無死二塁で定位置付近への飛球を捕球すると、ワンバウンドのストライク送球で三塁補殺。現在は外野と一塁を守るが、今後の補強次第では守備位置は流動的になる可能性がある。「どちらもしっかり練習していかないと」と守備に対する高い意識も見せた。

 練習後には発奮材料があった。契約更改に臨み、400万増の1800万円でサインした。2年目の今季は打率・259、チーム2位タイの14本塁打、36打点。可能性を感じさせる活躍は見せたが、球団はレギュラーとしての活躍を期待していたため、大幅増とはならなかった。

 査定担当は「彼を獲得したのは主軸として打ってもらうため。まだ球団やチームの期待に応えられたとは言えない。最低でも開幕からスタメンで100試合は出てもらわないと。(400万増は)期待の裏返し」と奮起を促す言葉を並べた。

 岩本も不平を言わずに前を向いた。「実際に少ししか試合に出ていない。1年通して1軍にいられるようにしたい」。来季は3年目。来季こそ自力で主軸の座を勝ち取る。

斉藤キレた!若獅子斬って4回0封

 「練習試合、広島7-0西武」(9日、天福)

 宮崎・日南で秋季キャンプを行っている広島・斉藤悠葵投手(23)が9日、西武との練習試合(日南・天福球場)で先発。4回を5安打1四球無失点に抑える好投で応えた。

 思いきり腕を振り、西武打線相手に向かっていった。初回1死から栗山に対し、直球で空振り三振を奪えた。「狙いにいって三振が取れましたね」とうれしそうに振り返る。さらに2死一塁の場面でも高山を空振り三振に仕留めると、誇らしげにマウンドを降りた。

 直球主体の投球で、4回で4奪三振。スピードアップを図る今キャンプのテーマからすれば最速137キロは不満が残るが、球速以上に体感速度を感じるキレのある直球がここぞで生きた。「140が出てなかったのは不満ですが、僕はキレで勝負するタイプなので」とさらりと言ってのけた。

 スピードガンに成果は表れていないが、「肩の可動域が広がっている」と言うようにブルペンでの投球練習よりも遠投を中心の練習で肩を鍛える練習法には手応えを感じている。

 強化指定選手に指名し連日、アドバイスを送る大野投手チーフコーチは「ストレート主体でやってきた中で、キレが出てきたかな。日ごろの積み重ねの成果が出てきたかな」と成長ぶりに目を細めた。今季はわずか4勝に終わった左腕。6年目の逆襲へ確かな一歩をしるした。

中日は広島と開幕戦 セが来季公式戦日程を発表

 セ・リーグは10日、2011年の公式戦日程を発表した。来年3月25日にパ・リーグと同時に開幕し、各チームが交流戦24試合を含めた144試合を戦う。

 開幕カードの主催権は昨年の上位3球団に与えられ、巨人-横浜(東京ドーム)ヤクルト-阪神(神宮)中日-広島(ナゴヤドーム)の3カードでスタートを切る。

 5月10日の巨人-横浜は前橋で行われ、群馬県でのセの公式戦は1989年の広島-ヤクルト以来22年ぶり。巨人戦は55年の巨人-大洋(現横浜)以来、56年ぶりとなる。

DaiLy


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Last-modified: 2010-11-11 (木) 00:39:01 (3204d)