野村監督が口説く!FA内川と一番交渉

 広島は17日、FA公示された横浜・内川聖一内野手(28)に直電ラブコールを送り、交渉解禁日初日の18日午前中に全球団一番乗りで交渉することになった。この日、野村謙二郎監督(44)は秋季キャンプ地、宮崎から東京入りし、内川交渉出馬が正式決定。松田元オーナー(59)は「人柄といい、この選手と野球がやりたいと思わせる価値のある選手」と絶賛。速攻アタックで“ハマのヒットマン”を口説き落とす。

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 広島が内川獲りへ“超本気”だ。公示を受け、球団は速攻で本人に電話でラブコールし“交渉アポ”を取った。解禁日となる18日午前中に交渉が決定。この席で、他球団と比べて申し分ない条件を提示する予定だ。

 この日、上京した松田オーナーは、内川獲得へ全力を尽くすことを初めて明言。「FA選手を獲りにいくのではなく、内川選手だから獲りにいく。これは欲しいと思わせる人柄といい、こいつと野球をやりたいと思わせる価値のある選手」と絶賛した。

 初めてFA選手獲りに参戦する広島。最大限の誠意と熱意で、他球団に先駆けての“一番交渉”が決まった。横浜市内のホテルで行われる初交渉では、野村監督、鈴木球団本部長、川端編成グループ長の3人が出席。その席で、広島では破格の条件を提示する。複数年契約に出来高を含め、年俸3億円(推定)の金銭提示をするプランもある。古巣・横浜がすでに4年10億円(推定)の提示をしているが、他球団との条件闘争にも一歩も引かない構えだ。

 野村監督はこの日、キャンプ地・宮崎日南から、午前中の練習を切り上げ、空路東京入りした。打力アップを掲げる現場にとって内川はのどから手がでるほど、欲しい存在だ。大分の同郷出身でもあり、指揮官直々に熱い口説き文句で広島入りへ気持ちを傾けさせる構えでいる。

 ドラフトでは即戦力右腕と評判の早大・福井の指名に成功。この日、オリオールズのデニス・サーフェイト投手の獲得が決まるなど、外国人補強も順調に進んでおり、来季20年ぶりの優勝へ戦力を整えている。内川が入れば、大きな戦力になること間違いなしだ。

 内川は入団したい球団の決め手として「やるぞと思わせてくれるチーム」という。FA初参戦の広島が、誠心誠意の対応で球界を代表する“ハマのヒットマン”を口説き落とす。

マエケンも熱望!!内川さん来て~

 広島の前田健太投手(22)が17日、横浜からFA宣言し、広島が獲得に乗り出している内川聖一内野手の広島入りを熱望した。

 エースが胸を高鳴らせた。「1試合に1本以上は(ヒットを)打つイメージがある。投げてて嫌な打者だし、味方になれば心強い。そういう選手が来ればチームは強くなるし、成績もよくなると思う」。今季の対戦成績は10打数6安打で打率・600。通算でも25打数13安打で打率・520と打ち込まれている。実力を肌で感じてきたからこそ、チームメートになることを願った。

 親交は深い。シーズン中、試合前には必ずあいさつに向かう。野球談議に花を咲かせ、アドバイスをもらったこともある。「『調子がよくないんですけど、どうですか』とか聞いたら、気軽に応えてくれた。優しくて、いい人」。チームに好影響を及ぼすことは間違いない。球界屈指の好打者が、広島初のFA獲得選手になってくれることを信じている。

 この日は広島市内の本川小学校で行われた野球教室に参加。子どもから「大リーグに興味はないんですか?」との質問を受け「今のところは…将来的には分からないですね」と苦笑いで返答した。マエケンは来季、内川と赤いユニホームで共闘することを夢見ている。

広島補強連発じゃ!150キロ右腕獲得へ

 広島が、新外国人投手の補強としてボルティモア・オリオールズ傘下3Aノーフォークのデニス・サーフェイト投手(29)=184センチ、102キロ、右投げ右打ち=の獲得に乗り出していることが、17日明らかになった。

 サーフェイトは、06年にブルワーズでメジャーデビューし、その後、オリオールズに移籍。09年までの92試合中、88試合が中継ぎ登板で、通算5勝4敗、防御率4・53。今季は3Aノーフォークで47試合に登板し、防御率2・73と安定した成績を残していた。150キロ近い速球が持ち味で、三振が取れるのが魅力の一つだ。

 球団は「中継ぎ(の新外国人投手)をしっかり取りたい」とし、安定感のあるサーフェイトに白羽の矢を立てた。交渉は最終段階に入っており、ボルティモアの地元紙「MASNSports」も、広島入団間近と伝えている。同紙はまた「サーフェイトは日本で新たなスタートを切る意気込みでいる」と報じた。

 今季は層の薄いリリーフ陣が終盤で打ち込まれ、逆転負けをする機会が多かった。すでに前巨人の豊田、前オリックス・菊地原を獲得し、中継ぎ陣の層が厚くなったが、サーフェイトが新たに加われば、さらに強固な「逃げ切り方程式」が確立しそうだ。

ドラ6中崎が宣言!マエケン2世目指す

 広島は17日、ドラフト6位で指名した中崎翔太投手(18)=日南学園=と日南市内のホテルで交渉し、契約金2500万円、年俸450万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ。

 186センチ、92キロの体格を生かした角度のある速球が武器の中崎は「契約を終え、今はホッとしてあらためてうれしく感じています。ストレートでどんどん押すところをアピールしていきたい。あこがれの前田健投手のような選手になれるようしっかり練習し、1日でも早く1軍でプレーしたいと思います」と抱負を語った。

DaiLy


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Last-modified: 2010-11-19 (金) 23:56:53 (3223d)