富士大・中村ローテ狙う…広島2位

 プロ野球のドラフト会議で広島から2位指名を受けた富士大の153キロ左腕・中村恭平(4年・島根、立正大淞南)が29日、担当の近藤芳久スカウトから指名あいさつを受けた。野村謙二郎監督(44)から「先発完投型の投手に育ってほしい」とのメッセージを送られた中村は「1日でも早く先発を任される投手になる」と宣言した。

 運命の日から一夜明け、プロへの思いは、さらに高まった。近藤スカウトから「魅力はやはりストレート。まだまだ伸びしろがある」と改めて高評価を受け、野村監督からも熱いメッセージが届けられた中村。「すごくうれしい。早く1軍のマウンドに上がって、たくさん勝ち星を挙げる」と目を輝かせた。

 2人の恩師の期待に応える。立正大淞南監督として、3年間指導した故・田中謙二さんは07年に他界したが、過去に横浜高ではコーチとして松坂大輔(レッドソックス)らも育てた。高校3年時、田中さんから「お前はプロを目指せる選手。俺についてこい」と檄を飛ばされた。とにかく下半身強化のメニューを課され「走り方が松坂に似てきたぞ」が口癖だったという。その指導や言葉は、今も心に生き続けている。

 そして、富士大の青木久典監督(37)。社会人野球のサンワード貿易(札幌市)時代には、北海道社会人球界の年間MVP(中原賞)も獲得したほどの好打者は、バッターの視点からアドバイスを送り続けた。

 「2人の監督は自分の人生にとって大きな存在。感謝の気持ちを示すためにも、プロの世界で活躍します」と中村。昨春の全日本大学選手権で149キロをマークし、鮮烈な全国デビューを飾り、チームを準優勝に導いた。「みちのくの剛腕」がプロの舞台でも大きく羽ばたく。

岩見、指名あいさつ不在も“光栄に思う”…広島3位

 広島の宮本スカウトらが29日、ドラフト3位指名の大阪ガス・岩見優輝へあいさつのため兵庫・西宮市内の同野球部グラウンドを訪れたが、30日からの日本選手権を理由に本人は欠席。松田監督は「僕が対応させてもらった。もちろん岩見自身も指名を光栄に思っています」と説明。宮本スカウトは「本人もピリピリしている。企業として大事な時期ですから」と理解を示した。大会後、あらためてあいさつに訪れるという。

北照・西田、マエケンいざ勝負!…ヤクルト3位

 28日に行われたプロ野球のドラフト会議で、ヤクルトから3、4位指名を受けた北照の西田明央捕手(18)と又野知弥投手(18)が29日、同校で行われた報告会に出席した。前夜は気疲れして、すぐ寝たと言う西田。「ドラフトがあんなに長いものとは思わなかった」と率直な印象を語った。

 2人は一般生徒からの質問に答え、「プロで対戦したい相手は?」の問いに、打者転向が予想される又野は「いろいろな選手と対戦したい」。一方、西田は今季のセ・リーグ投手3冠の“マエケン”こと広島・前田健太(22)の名前を挙げ、夢舞台に思いをはせた。

 バッテリーを組む可能性もある日本人最速161キロ右腕・由規について、「又野と20キロくらい違う。捕れるかどうか…。ショーバン(ショートバウンド)がきたらどうしよう」と早くも不安を吐露した西田。それでも、「(投手陣と)信頼関係を築かないとダメ。(先輩に)かわいがられた者勝ちだと思うし、第一印象が大事」と、早くもプロで生き抜く自覚をのぞかせていた。

 なお、2人は11月2日に担当スカウトの指名あいさつを受ける予定。

石原と2度目の交渉、FA権行使は先送り…広島

 広島は30日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した石原とマツダスタジアムで話し合いを行った。シーズン終了後2度目の交渉となったが、権利を行使するかどうかの結論は出なかった。

 球団側は引き留める方針で、石原は「お互いに思っていることを言い合った。これまでに、ここまで悩んだことはない」と胸中を話した。

HouChi


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Last-modified: 2010-10-30 (土) 23:48:46 (3275d)