石原、FA行使を保留 15日会談…広島

 広島の石原慶幸捕手(31)は14日、今季取得した国内移籍可能なFA権の行使について、会見日と設定している15日に決断することを決めた。シーズン終了後、球団と2度交渉を行ったが態度を保留。年俸アップと複数年契約の好条件を提示され、残留か行使して移籍かで悩んでいるという。

 今季から選手会長を務めた石原は、122試合に出場し、打率2割6分3厘、8本塁打、41打点を記録。堅実なリードに、パンチ力のある打撃も魅力で評価は高い。この日、鈴木球団本部長は「まだ連絡はない」と話した。FA宣言した場合、捕手を強化ポイントに挙げる複数球団で争奪戦になる可能性は高い。「決めるのはギリギリになります」と繰り返してきた石原。赤ヘルの選手会長の決断に注目が集まる。

石原はFA行使せず残留…広島

 今季、国内のフリーエージェント(FA)権を取得した広島の石原慶幸捕手(31)が15日、マツダスタジアムで球団と交渉し、FA権を行使せずに3年契約を結んで残留することを決めた。出来高払いを含む3年総額3億円で、来季年俸は2500万円増の8000万円プラス出来高払い。

 14日に決断したという選手会長の石原は「カープのユニホームを着て勝ちたい気持ちが強かった。必要と言ってもらえたことが自分の中で一番うれしかった」とチームへの愛着を理由に挙げた。(金額は推定)

巨人自由契約の豊田が広島入り

 現役続行にこだわり巨人から自由契約となっていた豊田清投手(39)が広島入りすることが14日、分かった。今季は救援陣のやりくりに苦しんだカープが、通算157セーブの経験と実力を高く評価し、獲得に成功。貴重なリリーフ右腕が、巻き返しの切り札となる。

 現役への思いを貫いた男の新天地が、広島に決まった。今季、豊田は腰痛の影響もあり登板は16試合のみ。オフには、指導力を高く評価する巨人から、選手兼任コーチの打診を受けていた。しかし、「現役一本で投げ抜きたい」との思いから退団を決意。現役続行の道を探っていた。

 広島は守護神の永川に加え、セットアッパーのシュルツら救援陣に故障者が続出。防御率が球団史上ワースト3位となる4・80と落ち込み、野村監督就任1年目は5位に終わった。指揮官も「今年は6回以降にひっくり返される試合が、30試合あった」と話すなど改善策を求めていた。

 豊田はうってつけの人材だ。西武時代の01年に先発から抑えに転向。フォークを武器に02、03年と最優秀救援投手に輝いた。06年にFAで巨人へ移籍後も、貴重なセットアッパーとして活躍。通算成績は526試合64勝49敗、157セーブ。若手にも慕われ、山口&越智という「風神雷神」コンビの成長も支えた。広島は投手陣が若く、ベテラン右腕の野球に取り組む姿勢は教材となるはずだ。

 今秋は、すでにシート打撃に登板するなど患部は完治。連投にも支障はない。広島はセットアッパーとして期待しているが、状況によっては十分ストッパーもこなせる。幾多の修羅場をくぐり抜けてきた男が、カープの救世主となる。

 ◆豊田 清(とよだ・きよし)1971年2月2日、三重県生まれ。39歳。鈴鹿高から同朋大を経て、92年ドラフト3位で西武に入団。02、03年に最優秀救援投手を獲得した。05年オフにFAで巨人に移籍。セットアッパーや抑えとして活躍した。180センチ、85キロ。右投右打。

古巣復帰の菊地原が入団会見「優勝しかない」…広島

 オリックスからトレードで古巣の広島に移籍した菊地原毅投手(35)が15日、マツダスタジアムで入団会見し「広島全体で喜べるように、優勝しかないと思う」と抱負を語った。背番号は36。

 7年ぶりの広島復帰となる菊地原は左の中継ぎとして期待される。マツダスタジアムでの登板を心待ちにしているようで「交流戦で来たときに心臓がきゅんとなるような、初恋のような気持ちがあったので、非常にうれしい」と話した。

HouChi


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Last-modified: 2010-11-15 (月) 22:51:52 (3264d)