広島石原がFA権行使せず残留

 今季、国内FA権を取得した広島石原慶幸捕手(31)が15日、会見で権利を行使せずに残留することを明らかにした。同日、出来高払いを含む3年総額最大3億円(金額は推定)で契約した。他球団移籍へ心が揺れた時期もあったが、ファンからの手紙などで広島への愛情を確認、おとこ気で残留を決意、強いカープ復活に全力投球する。

 石原が“カープ愛”を貫いた。スーツ姿でマツダスタジアム内で行われた会見に臨むと、すっきりした表情で言い切った。

 「9年間、ずっとやらせてもらって、もっとカープのユニホームを着たいという気持ちになりました」

 1人のプロ野球選手として、他球団移籍に心が動いた時期があったのも事実。

 「(よそのチームの話を聞いてみたいと)思ったこともありましたが、もう1度自分を見つめ直して、正直に、無理することなく、強いカープを目指したいと思いました」

 自分自身が悔いのない選択をしたいと考え、決断するまでに時間はかかったが、14日には残留を決意。この日の朝、日南秋季キャンプ中の野村監督にも電話で伝えた。監督からは「また一緒に頑張ろう」と激励されたという。

 球団からは「絶対に必要な戦力」と、出来高払いを含む3年総額最大3億円の好待遇を提示された。ファンからは残留を望む手紙も数多くもらい「胸にぐっと来るものもありました」と明かした。

 13年連続Bクラスの屈辱を打破し、強い広島を復活させる決意を新たにした。

 「自分を応援してくださる方がいる。ファンのみなさんを何年もがっかりさせているので、来年はみんなで喜べるようにしたい。勝つことが恩返しになると思います」

 おとこ気を見せ、あえて苦難の道を選んだ選手会長に、松田オーナーからはイギリスの社会思想家トマス・ペインの「戦いが厳しいほど勝利は輝く。簡単に手に入るものに価値はない。代価の高さが価値を与える」と英文で刻印されたライターを“残留記念”に贈られた。

 選手会長2年目の来季、厳しい戦いに挑み、輝く対価を手にする。【高垣誠】

広島菊地原 巨人中日パワーバッター斬る

 小島心二郎投手(28)とのトレードでオリックスから6年ぶりに復帰した菊地原毅投手(35)が15日、マツダスタジアムで入団会見を行った。背番号「36」のユニホームに袖を通し「パ・リーグはパワーバッターが多かった。巨人や中日のパワーバッター相手にも投げたい。心機一転、頑張りたい」とキッパリ。36歳で迎える来季は推定年俸3000万円プラス出来高払いとなる。

NiKkan


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Last-modified: 2010-11-17 (水) 01:07:54 (3110d)