岩本らが日南に合流 きょうから全体練習に参加

 インターコンチネンタル杯(台湾)の日本代表メンバーだった岩本小窪?会沢?が帰国し、秋季キャンプに合流した。夜に成田空港経由で日南入り。大会で2本塁打を放つなど活躍した岩本は「良い経験をさせてもらいました」、日本代表で主将を務めた小窪は「いろんなチームの人たちとプレーできて勉強になった」、会沢は「負けられない試合が続いたのは良い経験でした」。いずれも疲労の色を見せながらも、手応えを語った。きょう2日からは全体練習に参加する。

赤松「好不調の波減らす」秋季Cで打撃改造に着手

 根本からフォームを改造する。広島・赤松真人外野手(28)が1日、宮崎・日南秋季キャンプで“アベレージ打法”に取り組む考えを明かした。

 全体練習終了後、天福球場には赤松が試行錯誤でボールを打つ音が響いた。来季まで時間がある今だからこそ、果敢に変身を目指す。「ボクのバッティングは良いときと悪いときの差が激しいんです。今は波を減らすための練習をしています」。今季も一時は3割を優に超える打率をマークしながら、好調を維持できず・285でフィニッシュ。好不調の波を少しでも小さくとどめるため、シーズン中は踏み切れなかった大きな打撃改造を決断した。

 従来のフォームとの最大の変更ポイントはバットの構え方。肩にかつぐように寝かせていたバットを立てることで、ボールを最短距離のスイング軌道でとらえるイメージを固める。シーズン中との違いはまさに一目瞭然。「今はバットを振っている感覚すらないです。打ってて面白くないというか…」。これまでとの感覚の違いに戸惑いつつも、新フォームを体になじませようと悪戦苦闘する。

広島・前田健“球団史上最年少”沢村賞受賞に笑顔

プレゼントされたケーキを前にダブルピースをする前田健 ◆ 6年ぶりセ・リーグから選出 ◆

 ついに本格派投手の最高の栄誉を手にした。広島・前田健太投手(22)が1日、2010年シーズンの沢村賞を受賞した。セ・リーグからの選出は6年ぶり。カープでは6人目7度目、史上最年少受賞の快挙となった。楽天・田中、日本ハムがドラフト1位で交渉権を獲得した早大・斎藤ら同学年で実力ある好投手がそろう中、来季は「ハンカチ世代」で球界を盛り上げることを誓った。

◆ “5冠目”の栄誉に「できすぎ」 ◆

 広島のエースナンバーを背負う右腕が球界屈指の勲章を射止めた。宮崎・日南秋季キャンプに参加中の前田健はこの日、昼すぎの練習中に野村監督から吉報を伝えられた。練習後に行われた記者会見で、満面の笑みで喜びを語った。

「獲れるとは思っていなかったので、ビックリしている気持ちと嬉しい気持ちがあります。3冠を獲らせてもらって、沢村賞も獲らせてもらって…できすぎというか、本当に嬉しいです」

 今季は最多勝(15勝)、最優秀防御率(2・21)、最多奪三振(174)で球団史上初の投手3冠に輝き、最優秀バッテリー賞も受賞。“5冠目”となる沢村賞はオリックス・金子千らを抑えて受賞した。

 「沢村賞は(選考基準)200イニングなど、一番良い賞。(来年も)賞の名前に恥じないような活躍をしたいです」。

 「ハンカチ世代」といわれた1988年生まれ。楽天・田中、日本ハムにドラフト1位指名された早大・斎藤。さらにロッテ・大嶺、ヤクルト・増渕、西武にドラフト1位指名された早大・大石など、この世代にはプロ、アマに好投手がずらりと並ぶ。前田健も彼らとの投げ合いは望むところだ。「盛り上げていければ良いこと。タイトルを争えればいいですね」。沢村賞を獲得した同世代のトップランナーの一人として、名勝負を繰り広げる意気込みを示した。

セ6年ぶり…“黄金世代”マエケン沢村賞

沢村賞を受賞し4冠達成!プレゼントされたケーキを前に笑顔でダブルピースの前田健 Photo By スポニチ  プロ野球創設期の名投手、故沢村栄治氏を記念した「沢村賞」の選考委員会が1日、都内で開かれ、セ・リーグの最多勝、最優秀防御率、最多奪三振に輝いた広島の前田健太投手(22)が初めて選ばれた。セの投手の受賞は2004年の川上憲伸(中日)以来、6年ぶり。今ドラフトで日本ハムに1位指名された早大・斎藤佑樹(22)ら同学年の顔として「マエケン世代」をけん引する。

 前田健は満面の笑みを浮かべ、会見に臨んだ。吉報が届いたのは、宮崎・日南市で行っている秋季キャンプの練習中だった。野村監督に呼び止められ、受賞を知らされた。

 「獲れるとは思っていなかったので、ビックリしている気持ちとうれしい気持ち。3冠を獲らせてもらって、沢村賞も獲らせてもらって…。出来過ぎというか、本当にうれしいです」

 豪快なマウンドとは対照的な初々しい姿だった。先発投手に贈られる最高の名誉。金田正一、江夏豊、野茂英雄ら球史に輝く大投手に肩を並べ、興奮は隠せなかった。今季は最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振のタイトル3冠を成し遂げ、大車輪の活躍。投球回数も初めて200イニングを超えた。

 それでも前田健は「チームは5位に終わったし、クライマックスシリーズとか優勝争いをしてみたい」と言う。個人タイトルだけでなく、何よりもチームの勝利に飢えている。同じ88年生まれの楽天・田中、さらに来季は日本ハムに早大・斎藤、巨人に中大・沢村ら同年代の注目投手が続々と入団する予定だ。

 沢村賞を獲得したことで追われる立場となるが、望むところだ。「(ライバルみんなで)盛り上げていければ良いこと。タイトルを争えればいいですね」。世代の顔となったマエケンが、名実ともに球界のエースまで成り上がった。

 ▼北別府学氏 セ・リーグは前田健、パ・リーグでは金子千となるが、投球の内容が出るのは防御率。総合的に見て推薦した。

 <選考事情>セから広島・前田健、パから日本ハム・ダルビッシュ、オリックス・金子千が候補に挙がった。その中で7項目すべてをクリアした投手はなく、6項目の前田健とダルビッシュ、5項目の金子千の成績内容を吟味。ケガのため欠席した土橋委員長に代わって委員長代行を務めた堀内氏は「防御率を最重要視した。金子を含めて17勝が2人いるが、前田は15勝でも防御率(2・21)は足りない2勝を補って余りある」と評価した。防御率1・78のダルビッシュは勝利数(12勝)が、17勝の金子千は防御率3・30がマイナス材料。土橋氏は金子千を推す意向を伝えていたが、他の4氏が6項目で安定した数字を残した前田健を推薦。堀内氏は「選考委の総意として決めた」と説明した。

SpoNichi


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Last-modified: 2010-11-02 (火) 22:25:19 (3125d)